『ジョン・ウィック 極上爆音上映』ただ、速やかに殺すことに特化したキアヌの新アクション〈ガン・フー〉にうっとり

 立川シネマシティで『ジョン・ウィック 極上爆音上映』見てきました。
 元殺し屋のジョンは、愛する亡き妻の忘れ形見といえるビーグルの子犬を車強盗のロシアンマフィアの一味に殺されてしまいます。ビーグル犬に妻を重ねていたジョンは、その思い出と絆を踏みにじった連中に復讐を誓うのです。
 たかが子犬一匹でロシアンマフィアに復讐とかありえないでしょ? 否! ありえるんです! だって、ジョンが飼い始めたあのビーグルわんこ(名前はデイジー)、かわいいんだもの! しかも、飼い始めて数日しかたってないのに、あの仕打ちです。だれだってあのシーンを見たら、「貴様、殺すぞ」って思いますよ。
 それはさておき、正直、常軌を逸した復讐劇を始めるジョン。彼は、何故ロシアンマフィアも恐れる最強の殺し屋なのか? その秘密が、今作のために作られたキアヌ・リーヴスの新アクション〈ガン・フー〉です。
 銃を使ったアクションというと『リベリオン』に登場した〈ガン・カタ〉があります。〈ガン・カタ〉とは、相手の攻撃を避ける動作と攻撃をする動作を限りなくゼロに近づけて行う攻防一体の銃術です。周りの状況や戦う相手を見て、攻撃を先読みし、最小のダメージで最大の打撃を与えること。極めて計算し尽くされたアクションです。ですから、『リベリオン』のアクションは、非常に美しいのです。
 一方で『ジョン・ウィック』の〈ガン・フー〉は、一言でいうと暗殺銃術です。速やかに目標に接近し、速やかに銃で(あるいは、それ以外の得物で)殺します。構えは、左脇を締め、銃を持つ右脇を45度、肘を引き90度、銃を体と密着させます。いわゆるCenter Axis Relockです。

 これは、複数の相手に対して最小の動作で銃を撃てる上に、ほぼゼロ距離でも撃つことができ、リロードの隙を減らすこともできます。この動作に最適化されたアクションが〈ガン・フー〉です。素早い動作で、無駄なく相手を仕留める、実にキレの良いアクションの連続が、見ていて非常に気持ちイイのです。
 また、殺し屋の仕事をするジョンは、必ずブラックのスーツをビシッと決めます。つい先日観て素晴らしかった『キングスマン』を彷彿させる、プロフェッショナルの流儀を感じました。そして、彼の人望の高さも作中で度々感じることでしょう。
 殺し屋として復活したジョンは、アクションスターとしてのキアヌ・リーヴスの復活とシンクロし、『ジョン・ウィック』の続編への期待が、さらに高まりました。

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藤堂志摩子

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初めまして。私は、仮想世界の女子校に通う“エターナルセブンティーン”藤堂志摩子といいます。乃梨子の「阪神タイガースを生暖かい目で見守る志摩子さまが好きだ!」という微妙なリクエストで生まれた新しい形のバーチャルネット白薔薇さまです。どうかよろしくお願いします。
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